八仙茶館日報

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犬と川について

そういえば最近書いてないな、と思っていたところ、5000%200みたいなin/outputの比率の話があったので、久しぶりにはてな再訪。


なんかデザイン変わってwordpressっぽくなってる!

慣れたインターフェイスというの嬉しいもので。

とかってこんなこと書くのも失礼な話か。

冒頭の5000%200というのはこちら

毎日、200 words書いて5000 words読むこと。海外のどこかの研究室の方針ですが、どこの研究室であったかは忘れてしまいました。というのも、多少の語数の違いはあっても、いくつかの研究室で類似した方針が掲げられているのを見たことがあるからです。大学院生には、そのくらいの研究基礎力が求められるということだと思います。

http://d.hatena.ne.jp/shooes/20130520


大学とは離れたけれど、研究の基礎力があれば、と思うことはたびたび。
話は変わって、冥王星のこと。

2011年と12年にハッブル宇宙望遠鏡が発見した、冥王星の衛星の名称を募集していた米民間団体「SETI研究所」は2日、それぞれ「ケルベロス」「ステュクス」に決まったと発表した。

http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20130703-OYT1T00577.htm?from=navr

ステュクスというのは此岸と彼岸の間の川のことだそうで、擬人化されて女神の名になったとのこと。

冥王星の衛星は他に「カロン」「ニクス」「ヒドラ」とあるらしく、渡し守のカロンというのは、そうか三途の川の渡しか、と思った。

境界というのは神話のなかでも重要な役割を占めているようで、

(地上界)と常世国(不老不死の理想郷)との間は広大な「海」によって、また黄泉国(死の国)との間は巨岩でふさがれた「黄泉比良坂」によって隔てられているとされていますし、より有名な仏教の世界においては、この世とあの世は「三途の川」によって分かたれているとされています。

http://www.h6.dion.ne.jp/~em-em/page150.html

という紹介もあった。

冥王星ってカイパーベルトとか見つかる前は太陽系の境界線を描く天体で(今でもそんなイメージはあるし)、名付けた野尻先生のセンスは素晴らしいと思った。

オールトの雲の項目にこんな記述があった。

現在太陽系から63光年の空間に存在するグリーゼ710 (GL710) という恒星が、およそ150万年後に太陽から約1光年の位置まで接近するため、仮にオールトの雲が存在するならば、近接する空間のオールトの雲はかなりの影響が生じると予想される

http://ja.wikipedia.org/wiki/オールトの雲

wikiめぐりはなんとも楽しい。