八仙茶館日報

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2013-07-01から1ヶ月間の記事一覧

現実に映し込んでみる:『依田ノート』書評

依田紀基氏の『依田ノート』が出たのが2003年で今年で10年。自分が囲碁を始めたのが、5年前で現在アマ5段。 1年で1段という自分で見てもなかなか早い上達を見せているのは、留年して「しょうがないから囲碁でも打つか」と安気に囲碁部室をのぞいた自分を歓迎…

真実について

きのう『知の逆転』を読んだあとから、科学のひとの姿勢・態度と、自分のまわりの状況が、「真実」という言葉を媒介にして気になっている。どれが真実かは俺が決めるという覇権主義的な風味と、唯一絶対の客観的世界と。なんかこういう2項は行き詰まるのは相…

事実からの出発とそのために必要な勇気:『知の逆転』書評

知の逆転を読んだ。吉成真由美氏によるインタビュー集で、インタビュイーは下記の面々。ジャレド・ダイアモンド(『銃・病原菌・鉄』) ノーム・チョムスキー(生成文法) オリバー・サックス(神経科医) マービン・ミンスキー(人工知能の父) トム・レイト…

買った本のこと。

『知の逆転』を、さっき外に出たついでに本屋に寄って買ったので、今から読む。 もう一冊買ったのは、錬金術の本で図に期待して買って、さっき見たら文章も素晴らしくよかった。平凡社のイメージの博物誌シリーズは秀逸。知の逆転の方は、インタビューされる…

犬と川について

そういえば最近書いてないな、と思っていたところ、5000%200みたいなin/outputの比率の話があったので、久しぶりにはてな再訪。 なんかデザイン変わってwordpressっぽくなってる!慣れたインターフェイスというの嬉しいもので。とかってこんなこと書くのも失…